エディタとは
Unity初心者用記事シリーズ第一号ということで、今回は「エディタ」について説明していこうと思います。
3Dのプロジェクトでの説明ですが２Dでも通用しますのでご安心を。(なお、Unity6を使って説明しているのでエディタ内で表示されている物がなかったり見た目が違うかもしれません。ご了承ください。)
それでは「えでぃたってなんぞや？」と思ったそこのあなた…
ドドン！
この操作パネルのことを「エディタ」といいます。
基本的にこの画面を使って皆さんはオブジェクトを配置したり設定をいじくったりしていくわけですね。
そんなエディタは主に６つの項目で構成されています。
一つ一つ見ていきましょう。
ヒエラルキーウィンドウ
エディタのココ
ここではオブジェクトを作ったり、作ったオブジェクトの管理をするところです。
試しにキューブを作ってみましょう
ヒエラルキーウィンドウで右クリック＞3D Object＞Cubeで作ってみてください
するとあら不思議、ヒエラルキーウィンドウに項目（キューブ）が追加されました！
このように追加したオブジェクトを一目見ただけで分かるようになります
シーンビュー
エディタのこの部分
この画面ではものの配置を確認したり変えたりするためのものですね。
先ほどヒエラルキーウィンドウで追加したキューブがいるのではないでしょうか？
試しにいろいろ操作してみましょう。
シーンビューの左端のここを見てみるといろんなボタンがありますね。
上から「移動」「回転」「拡大縮小」の操作ができるようになります
ボタンがめんどくさい場合はキーボードの「W」「E」「R」でも切り替えることができます
オブジェクトを選択してこれらの操作をしてみるとこんな感じ
移動
回転
拡大縮小
XYZ軸に沿って操作が行えます。
次に視点操作ですね。
マウスホイールを押しながらマウスを動かすと平行移動。
マウス右クリックで視点移動。
マウスホイールを回すと近づいたり遠のいたりできます。
という感じで基本操作は以上となります。
シーンビューはとてもお世話になるので覚えておいてください。
インスペクター
エディタのココ
ここにはオブジェクトの基本情報が表示されます。
現在位置、大きさ、角度、マテリアルなどオブジェクトを構成する要素がここで分かります
これは先ほど作ったキューブの情報です。
いろいろ表示されてますがとりあえず一番上の「Transform」でXYZ軸での位置、大きさ、角度がわかるとだけ覚えておいてください。（ちなみにシーンビューだけでなくこのTransformからもオブジェクトの位置、大きさ、角度を変えられます。）
ゲームビュー
エディタのココ
ここではゲームの実行画面を見ることができます。
動作確認をしたいときに使うところですね。
上の開始ボタンを押して実行画面を確認してみましょう。
このように配置されているカメラからの視点が見えるようになります。
プロジェクトウィンドウ
エディタのココ
ここではファイル（スクリプト、アセット、シーン、音素材、テクスチャ、モデル等）の管理、追加や削除をすることができます。
まあ、つまりゲームで使う素材を管理するための場所だと覚えておいてください。
コンソールウィンドウ
エディタのココ
ここではプログラムの実行結果を表示してくれる場所ですね。
エラーチェックや実行確認をしたいときにとても役立ちますのでとてもお世話になります。
以上がエディタを構成する６つのウィンドウでした！
多いと思うかもしれませんが大丈夫です！使っていけば慣れますので…
レイアウトについて
おまけとしてエディタの見た目を自分が使いやすいようにしてみましょう。
エディタ右上にあるここを押してみると項目がたくさん出てきます。
色々いじってエディタの見た目を変えてみてください。
僕のおすすめはこの形です。
Tallを選びゲームウィンドウをシーンビューの下にもってけば完成です。
すべてのウィンドウが同時に見れるのでオススメですね。
もしレイアウトが決まったのなら保存してみましょう！
先ほどの右上のボタンから＞Save Layoutを押します
これで自分で作ったレイアウトに名前を付けて保存することができます！
おわりに
いかがでしたでしょうか？
エディタなくしてはUnityでのゲーム開発はできないので頑張って覚えていきましょう。
